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シンポジウム
2009 年 10 月 18 日
9:0012:20
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日本花粉学会第 50 回大会シンポジウム 花粉学における世界の动向IPC/IOPC2012 へ向けて
趣旨说明と IPC/IOPC2012 の计画 高原 光(京都府立大学大学院生命环境科学研究科) IPC/IOPC 合同大会が 2012 年に东京で开催されることが, 昨年の Bonn 大会 で决定されました. そこで, 日本花粉学会第 50 回大会のシンポジウムでは, Bonn 大会での情报などをもとに,花粉学の各分野における世界の研究动向を绍介い ただき,あるいは日本での特徴的な研究の绍介をいただき,IPC/IOPC2012 に おけるシンポジウムの企画へつなげたいと思います.日本花粉学会と新たに発 足した IPC/IOPC 合同大会组织委员会 (日本花粉学会志 55 巻 1 号 p49-50 参照) の连携によって充実した企画を计画するための Kick off としたいと考えていま す.下记のように花粉学会の各分野から话题提供いただきます. 1.IPC-XII/IOPC-VIII(ボン,ドイツ:2008)の発表からみる第三纪化石花粉 学 の研究动向 齐藤 毅(名城大学理工学部环境创造学科) 2.花粉分析による第四纪后期における気候変动と植生変迁に関する研究 INQUA2007, IPC/IOPC2008, PAGES2009 での动向 林 竜马(京都府立大学大学院农学研究科)" 3.植物分类学からみる花粉形态学 高桥英树(北海道大学総合博物馆) 4.ハナバチが访れる花たち 田中 肇 5.花粉管の伸长を支える周辺组织の役割について 平冢理恵·寺坂 治(慈恵医大·自然科学·生物研) 6.遗伝子组换え作物の花粉飞散による交雑问题 川岛茂人(京都大学大学院农学研究科) 7.花粉学における遗伝育种分野の研究动向 近藤 二(森林総研林木育种センター) 8.空中花粉と花粉症最近の动向 岸川礼子(国立病院机构福冈病院アレルギー科) 9.日本における花粉飞散量予测の现状と世界的な动向 铃木基雄(気象业务支援センター 情报开発室)
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IPC-XII/IOPC-VIII(ボン,ドイツ:2008)の発表からみる第三纪化石花粉学の研究动向 齐藤 毅(名城大学理工学部环境创造学科)
第三纪(公式には古第三纪および新第三纪)とは恐竜が绝灭したとされる约 6500 万年前以降, 氷期‐间氷期変动や人类の発展などで特徴づけられる第四纪に入る前までの时代である.第四纪の 定义は 2009 年 6 月に改定され,これまでの约 180 万年前から约 260 万年前に変更になった. IPC/IOPC2008 では古い定义にもとづいているので,本発表でも第三纪の范囲を约 6500 万年前 180 万年前として扱う. IPC/IOPC2008 の 讲 演 要 旨 集 に は 798 件 の 研 究 が 掲 载 さ れ て い る . そ の う ち , 花 粉 学 (Palynology)を扱い,第三纪を含む研究は全体の约1割の 74 件あった.これらの内容を吟味し て,世界的な研究动向をさぐってみる. 【研究地域】 世界各地での研究があるが,とくにヨーロッパ南部トルコ,インドヒマラヤ,ニュージーラ ンド,メキシコ,南米大陆北部,南米大陆南部(パタゴニア)が多くみられた.ヨーロッパ南部か らトルコにかけては,テチス海やパラテチス海の堆积物が多く残されていることと関连がある.ま た,インドヒマラヤにかけては,チベット·ヒマラヤ山块の隆起と植生·気候変动との関连がさ かんに研究されている地域である. 【研究内容】 次の4つの研究内容が主要をなす. (1) 花粉群集の変迁から植生変迁·気候変动を复元するもの. (2) 花粉层序を确立し,地层の対比に役立てるもの. (3) 大型化石との共存から古植生を复元するもの. (4) 花化石から in situ 花粉を取り出し,分类学的な考察をするもの. (1)の植生変迁および気候変动に関する研究はもっとも多い. 酸素同位体変动などで気候変动の大 枠が分かっている时代における花粉群集を复元するものが多く,とくに新生代の最温暖期とされる 暁新世/始新世境界(Palaeocene-Eocene Thermal Maximum: PETM,约 5500 万年前)に関す る研究,中新世の最温暖期(mid-Miocene Climatic Optimum,约 17001500 万年前)に関连す る研究が目立った.鲜新世の温暖期も地球温暖化との関连から研究が进みつつある.全体的に寒冷 期よりも温暖期に注目が集まっているようである.产出化石の近縁现生种の生育気候条件を共产す る化石について検讨し, それらの共通范囲から, 当时の気候を定量的に推定する方法 (Coexistence Approach,共存アプローチ)によって,年平均気温や降水量の数値化を试みている研究も少なか らずあった.この方法の精度をあげるには,种レベルの同定が可能な大型化石との组み合わせが重 要で,今后主流になっていくであろう. (2)の花粉层序(Palynostratigraphy)に関する研究は,花粉や胞子の形态种の出现·繁栄·绝灭に よって花粉化石を示准化石として利用するもので,年代のわかった海成层で生层序を确立し,时代 未知の堆积物に适用するものである.花粉よりも涡鞭毛藻(dinoflagellate)の研究が进んでいる. (3)の古植生の研究では大型化石(树干,根,叶,种子,果実)と组み合わせることによって,当 时の植生を正确に复元しようとするものである.とくに直立树干化石のある「化石林」の复元は重 要である. (4)の研究は多くない.なぜなら花化石の产出が稀だからである.花は分类のもっとも重要な部分 であり,そこから in situ の花粉を取り出すことは分类学的に重要である.とくに绝灭属や分类学 的位置が不明な分类群の场合は,花化石からの in situ 花粉の产出が决定的な意味を持つ.
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日本花粉学会第50回大会
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