日消外会志 3 5( 3 ) :312316, 02 20 年
症例报告
原発性胆!管癌の 2 例
尾鹫総合病院外科
根本 明喜 东口 高志
五嶋 博道 池田 刚
吉峰 修时 高木 馨子
症例 1 は 67 歳の男性で, 黄疸にて入院. Endoscopic nasal biliary drainage tube 造影で中部胆管右縁 に约 15mm の阴影欠损を认め,中部胆管癌の诊断で 2 群リンパ节郭清を伴う胆!胆管切除,総肝管十 二指肠吻合术を施行した.胆!管に 1cm の结节浸润型の肿瘤,胆!内には一部総胆管に达するムチン を认めた.组织学的には高分化型管状腺癌で,リンパ节転移は无かった.症例 2 は 79 歳の男性で,糖 尿病にて経过観察中,腹部 CT にて肝内胆管の拡张,左右肝内结石认め入院.内视镜検査で Vater 乳 头部はカリフラワー状に肿大していた.乳头部肿疡,胆!管肿疡,両侧肝内结石の诊断で 2 群リンパ 节郭清を伴う膵头十二指肠切除を施行し,総肝管断端より结石を摘出し,PTCS tube を挿入し外瘻と した.乳头部には 3cm,胆!管から一部中部胆管には 2.5cm の乳头浸润型の肿瘤を认め,组织学的に は高分化型管状腺癌,进达度はそれぞれ ss,od で,1 群リンパ节転移を认めた.
はじめに 最近,我々は极めてまれなムチン产生原発性胆!管 癌の 1 例と十二指肠乳头部癌に合并した原発性胆!管 癌の 1 例を経験したので,若干の文献的考察を加え报 告する. 症 例 1 患者:67 歳,男性 主诉:尿の黄染,黄疸 既往歴:特记事项なし. 家族歴:特记事项なし. 现病歴:10 日前より尿の黄染にきずき, 当院内科受 诊した. 受诊时黄疸指摘され, 精査目的にて入院となっ た. 入院时现症:心窝部で肝を 2 横指触知した. 入院时血液生化学検査所见:軽度肝机能异常を认 め,T. Bil 13.6, Bil 8.8mg! と高値を示した.肿疡 D. dl マーカーでは CEA は軽度上升し, CA19-9 は 790U! ml と高値を示した. 腹部超音波検査所见:胆!壁の軽度肥厚と胆!内 debris が疑われた(Fig. 1A) . 腹部 CT 検査所见:肝内胆管の拡张を认めた. 腹部 MRI 検査所见:肝内胆管·総肝管の拡张を认 めた.
Fig. 1 A)Ultrasonography revealed a mildly thickened gallbladder wall, and there was some debris in the gallbladder, but no gallstones. B)Cholangiography via an endoscopic nasobiliary drain showed dilatation of the CBD to 14mm, with no visualization of the cystic duct or gallbladder, and an approximately 15-mm filling defect was observed at the junction of the CBD and the cystic duct.
Endoscopic nasal biliary drainage tube 造 影 所 见:胆 !管,胆!は描出されず,中部胆管右侧に约 2cm の透 亮像を认め, 総肝管は 14mm と拡张し (Fig. 1B) 胆汁 , 细胞诊では class IV であった. 腹部血管造影所见:腹腔动脉造影では异常所见はな かったが, 门脉相では门脉右縁の壁硬化像が疑われた.
别刷请求先:根本 明喜 〒519―3693 尾鹫市上野町 5―25 尾鹫総合病院外科
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以上より,中部胆管癌の诊断で手术施行した. 手术所见:胆!は軽度の壁肥厚を认めるも紧満はな く,総胆管,固有肝动脉,门脉を露出しようと试みる も肝十二指肠间膜を介し门脉外膜に浸润が疑われた が, 胆!胆管切除, 群リンパ节郭清を施行した. 2 摘出 标本では (Fig. 2) ,胆!管に 1.0×0.8cm の结节浸润型 の肿瘤を认め, Hinf0, Binf0, N S2, H0, P0, ()M ,() , St ) ( ,BM0, HM0, (Vp) EM1 ,Stage III で,胆!内 には一部総胆管に达する黄白色の软らかい无构造の粘 液を认めた.成分分析では 95% 以上蛋白质からなり, 细胞诊では class IV であった. 病理组织学的所见:乳头腺癌から高分化型管状腺 se, binf0, ) bm0, n ( , hm0, (Vp) sci, em1 , 癌, hinf0, INFγ, ly1, v0, pn2, stage III で,粘 液 染 色(alcian blue)ではムチンの产生を认めた(Fig. 3) . 术后は CDDP 10mg×5 日间, Farmorubicin 20mg, 5Fu 250mg×7 日 间 投 与 を 2 ク ー ル 施 行 し,术 后 50 日后に退院.现在术后 4 年 4 か月目で経口にて 5-Fu を投与しているが,再発の徴なく元気に外来通院中で ある. 症 例 2 患者:79 歳,男性 主诉:肝机能障害 既往歴:糖尿病 家族歴:特记事项なし. 现病歴:糖尿病にて当院内科で経过観察中,肝机能 障害出现し,腹部超音波·CT 検査にて肝内胆管の拡

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